(職場で)障害を発信する重要性
まだ入社して一ヶ月しか経っていないが、色んな人と関わりながら、色んな場所で仕事している。この一ヶ月間、仕事する上で【① 意識していること】と【② 自分の中の課題】がある。
【① 意識していること】
- 常に感謝の気持ちを持つこと
ex.) 障害上で何か配慮してくれたら、必ず御礼を言う
- 出来ない理由より出来る方法を探すこと
【② 自分の課題】
働くにあたって自分なりの課題を設定し、以下の3点を意識して取り組んだ。
- 周囲に自身の障害を、積極的に発信する
- 具体的にどのような配慮が必要なのか説明する
- 理解してくれる職場仲間を見つける
自分が出来ることはしっかりやって、助けてもらいたいこともしっかりと主張することが大事だと実感。特にこれから付き合いの長い同期には、しっかりと説明した(つもり)。
図:LINE同期グループにて説明(※口頭でも説明済)
【障害を発信した効果】
1つ目:合宿研修にて
入社して始めの二週間に泊まり込みの研修(合宿研修)があった。合宿研修ではほぼ毎日グループワークがあり、聴覚障害持ちの私にとって大きな壁。聞こえないため、議論に参加しにくいから。チューターや同じ班の仲間に「聞こえないので、議論に参加しにくい」と相談したが、 改善案が見つからず。。。運が悪いことに、研修中にインフルエンザが流行って、全員に マスク着用が義務づけれた。悩みを共有した甲斐があったのか、自分の班の仲間だけマスクを取って、グループワークを進めてくれた。それでも聞こえなかったが(笑)、 しっかりと助けが必要であることを主張できたのは、 自分にとって大きな一歩。
2つ目:同期の理解
研修の一環として、現在は色んな部署で仕事している。もちろん仕事する部屋が部署ごとに異なるので、最前列の席を確保するのに苦労していた。今は同期が自分用の席(最前列)を常に確保してくれるようになった。後の方の席を指定した部署もあったが、同期が「講師の声、聞こえる?席変わろうか?」と言ってくれるようになった。ここ最近、特定の同期だけでなく、同期みんなが気を遣ってくれるようになった。ただ周囲に気を遣ってもらうことに、甘えないように気をつけたい。
【総括】
おそらく同期にとって初めて聴覚障害者(私)と接するだろうから、最初はどう接したら良いか惑ったのではないだろうか。自分も同期も新しい環境に慣れてきてたこともあり、徐々に障害を発信した効果が現れてきた。焦らず無理せずに、理解のある職場仲間を探していきたい。